卒業生メッセージ

看護は、私たちと患者さんの人生が交錯し、
その結果自分の人生も豊かにすることのできる職業です。

本間 幸穂

本間 幸穂

勤務先:新潟医療センター
卒業年度:平成27年度(2015年度)

入学の決め手

加速する高齢社会や技術の進歩に伴う医療の高度化、社会や患者さんが求めるニーズが時代と共に変化している中で、確実な知識・技術を身に付けた看護師になりたいと思いました。
日本の未来ともとれる高齢化が進んでいるこの佐渡だからこそ、そうした理想とする看護が学べるのではないかと考えました。
大規模な自然災害が増えてきている近年に合わせ、災害看護にも力を入れている点にも魅力を感じ、入学したいと思いました。

学生時代の思い出

少人数に分かれて課題に取り組んだグループワークが印象に残っています。
性格や考えの異なるメンバーと、課題の達成に向けて時間を共有する中で、自分の考えを持ち相手に伝えることの重要さを学びました。
そうした多くのグループワークのおかげで、同級生との仲も深まっていき、個人での取り組みよりも団体でのほうが努力をしていける新たな自分にも気が付きました。

学びの魅力

看護に必要な知識、技術の習得に向けた指導はもちろんですが、一人の人間としてこれから社会に出る私たちが看護師として働き続けられるよう、個々の特性に応じた指導が何よりも魅力であり、必要なことであったと就職してから実感しています。
生徒それぞれの長所・短所を見極め、一人の人間として成長することが看護にも生かされ、学生にとって最も重要であり必要な経験であると考えます。

メッセージ

人から必要とされない、人の役に立たない仕事はないと思います。
仕事の内容や待遇も、働いている人もその人を支える環境も、誰一人同じではないので比べることはできず、皆が尊い一人の人間だと思います。
そうした中で看護の仕事は、普通であれば決して出会うことのない私たちと患者さんの人生が交錯し、その結果自分の人生も豊かにすることのできる職業であり、こんな幸せなことはないと思っています。
そうした自分にとっての価値や幸せに気が付き、看護師を選択して良かったと思える三年間にしてほしいと思います。


佐渡看護専門学校は、学生の「頑張り」を認め、
大きく支援してくれる場所です。

白井 佑季

白井 佑季

勤務先:横浜市立市民病院
進学先:信州大学医学部保健学科(平成27年度に佐渡看護専門学校を卒業)

入学の決め手

佐渡看護専門学校を選択した理由として、私の知人が在学しており、カリキュラムや学校の魅力を聞いていたのがきっかけです。また、学校の敷地内に学生寮が完備され、佐渡総合病院が附属している学習環境は、看護を深く学びたいと考えていた私にとって、非常に合っていると感じ、選択しました。

学生時代の思い出

やはり、実習の中で患者さんから学ばせて頂くことは本当に多かったです。授業で習った知識や看護技術を実習で実施した際に、患者さんから良い反応が返ってきたときには、自分自身の確実な成長を感じました。
また、授業では先生方が教科書の知識だけでなく、臨床での実体験をもとにお話して下さっていたので、知識が定着しやすく、すごくわかりやすかったなというのが印象的です。

学びの魅力

佐渡という土地柄、地域に出る実習内容が非常に充実しています。巡回診療や訪問看護等に同行させて頂き、病院の中だけではなく、地域に根付いた看護を学べるところが非常に魅力的だと考えます。
また、先生方・先輩・後輩との距離も近く、たくさんの方々に支えられながら3年間を過ごすことができました。私は寮生だったのですが、3年間ともに暮らし、勉学に励んだ仲間は一生ものです。卒業し離れた今でも連絡を取り、励まし合いながら、大学に仕事に頑張ることができています。
そして、看護師国家試験のサポート体制が充実しています。学生一人一人のレベルに合わせて先生方がアドバイスして下さり、わからない部分があれば納得するまで指導して下さいます。

メッセージ

私は、佐渡看護専門学校で学んだ3年間を通して、さらに大学で高度な医療を学びたいという気持ちから大学編入を選択しました。この学校でなければ大学合格は絶対に無かったと思いますし、大学入試の際に温かく見守り、支援してくださった先生方には大変感謝しています。
在校生の皆さん、患者さんとじっくり向き合い学ぶことができる日々を大切に過ごして下さい。先生方の授業、臨床実習から学べることは本当に多いです。看護師国家試験に向かって頑張って下さい。
これから、入学をご検討されている皆さん、佐渡看護専門学校は、学生の「頑張り」を認め、大きく支援してくれる場所です。看護を深く学び、看護師としても、一人の人間としても成長できます。ぜひ、佐渡看護専門学校で充実した素敵な3年間を過ごしてください。


男子学生は仲がよく、学校以外でもよく集まっていました。
様々なことを話しながら学生生活を送れたことは良い思い出です。

羽生 伸

羽生 伸

勤務先:新潟県厚生連佐渡総合病院
卒業年度:平成18年度(2006年度)
皮膚・排泄ケア認定看護師

入学の決め手

佐渡という今までと異なった土地で生活することで苦労するとは思いましたが、落ち着いた環境であると聞いていたので、学習には集中できるのではないかと思い、佐渡看護専門学校の受験・入学を決めました。
入学試験の科目が、商業科に通学していた自分にとっても受験しやすいものであることが受験を決めた理由の一つです。
また、学費が他校に比べ安価であったことも大きかったです。

学生時代の思い出

印象に残った授業で言えば、「心理学」の授業と、毎年夏に行われていた学校行事の「キャンプ」です。
心理学の授業は、高校の授業では決して習わなかった内容だったので、新鮮でした。講師の先生も、実際の場面も例に出しながら話してくださったので、非常に理解しやすかったのと、聞いていて楽しかった記憶があります。また、看護師は人と人との関わりが重要な職種なので、出来事に対して人の心がどのように反応するのか学ぶことができたことは、現在の実践においても役立っていると感じています。
もう一つは、キャンプです。今となっては変わった行事であり、1年生の時にはなぜキャンプをするのか…と感じていました。準備の段階から、役割分担がされ、準備から実行までほぼ学生が行うキャンプは、企画・実行の大変さと準備の重要性を実感することができました。それぞれが役割を担い、リーダーシップをとり、計画を実行に移すこと、そして、協力しながら何かを成し遂げることは貴重な体験になったと感じています。
授業ではないですが、男子学生は仲がよく、学校以外でもよく集まっていました。看護のこと、生活のことなど様々なことを話しながら学生生活を送れたことは良い思い出になっています。

学びの魅力

佐渡看護学校の先生は、熱意があることが理由の一つに挙がります。また、どの学生とも適度な距離感で接してくださることも魅力的な点だと思います。
私は、地元を離れて佐渡に来ていたので、学校生活だけでなく、私生活の面でも担任の先生に相談に乗ってもらい、迷惑をかけたんじゃないかなという記憶もあります。学習面、生活面においてもサポートしてくれる姿勢でいてくださるので、非常に魅力的な学校だと思っています。

メッセージ

先生方のおかげで学校生活が非常に充実したものになりました。卒業してから数年が経過しますが、今でも感謝していますし、出会うと声をかけてくださることもありがたいです。
熱意があり、学習、生活も支援してくださる先生がいて、落ち着いた環境で過ごせる佐渡看護専門学校は、看護師を志す方々にとって非常に良い学校だと思います。少しでも興味があれば、是非、受験・入学を考えてもらいたいなと思っています。